「学校の教員」と「個人スクールの経営者」とのスケジュールの『違い』

スクール経営

 現在教師として学校で働いているが、いずれは独立し、自分のスクールを持ちたいと考えている方は多いのではないかと思います。

その中には、「時間を自由に使いたい」「ブラック企業体制の教員の働き方から自由になりたい」と考えている人も多いでしょう。

それでは、教員と独立した塾経営者とではどのように1日のスケジュールが異なるのでしょう?

そこで今回は、学校教員として10年努め、独立してスクールを立ち上げた筆者が、教員をしていたころと現在の働き方の違いについて書いていきたいと思います。

「学校の教員」と「個人スクールの経営者」とのスケジュールの『違い』

教員だった頃の日々のスケジュール

運動(青)

 毎朝30分の運動は欠かしませんでした。

睡眠(水色)

 毎日必ず最低でも7時間は取るようにしていました。6時に起きていたので、逆算すると23時には就寝していました。

食事・準備(黄緑)

  食事は大体30分程度です。朝と夜だけは準備も含んでいるので、昼食より長めになっています。

自主学習(赤)

 自分の英語力を高めるための自己研鑽の時間は、朝に1時間、仕事が終わった後に2時間の計3時間は確保していました。スケジュールによって、もっと取れる日もありました。

授業や教材研究(むらさき)

授業は平均すると1日に通常授業が3時間、課外授業が1時間の計4時間でした。授業の合間はなるべく教材研究をするために、英語科準備室にこもっていました。なぜ職員室で教材研究をしないのかというと、職員室では上司などに誰でもできるような仕事をふられることが多いので、教材研究に集中するために人目を避けていました。

会議や個別指導(茶色)

 教員は毎日何かしらの会議や打ち合わせがあります。さらに放課後には、進路相談、英検講座、個別指導などがありました。私は部活動があまりありませんでしたが、放課後夜遅くまで部活に時間を取られてしまう先生方もいます。

独立し、塾の経営者になってからのスケジュール

運動(青)

 毎朝30分の軽い体操を行い、夜はストレス発散や体型維持のため少し強度の高い運動をしています。

睡眠(水色)

 毎日7時間の睡眠は変わりませんが、教員の時と比べ、就寝・起床時間が変わり、昼食後1時間ほどの昼寝をする形に変わりました。

食事・準備(黄緑)

  食事は大体30分程度です。教員だった時は朝昼晩と3食摂っていましたが、開業してからは昼と夜の2回しか食事を摂っていません。これはなるべく空腹の時間をたくさん作り、オートファジーを促しているからです。

自主学習(赤)

 朝の自主学習は変えていませんが、午後の自主学習は昼寝をした後にしています。

指導・教材研究・ホームページ・ブログ・事務作業(むらさき)

 指導はお客様のスケジュールによって異なりますが、1日4時間前後です。開業してからは、ホームページやブログの更新をする仕事がプラスされました。事務作業では、経理や掃除などを行っています。

以上が教員だった頃と、現在スクールの経営者となってからのスケジュールの違いです。正直働いている時間が変わった感覚はありませんが、自分で考えて仕事をすることができるのでモチベーションは高くなったと思います。

「仕事内容の違い」に関して知りたい場合はこちら👇

「学校の教員」と「個人スクールの経営者」との仕事内容の『違い』
現在教師として学校で働いているが、いずれは独立し、自分のスクールを持ちたいと考えている方は多いのではないかと思います。 しかし、転職はとても勇気がいることですし、ましてや独立となると、これまでと同じように誰かに教えてもらえるわけではありません。 そこで今回は、学校教員として10年努め、独立してスクールを立ち上げた筆者が、教員をしていたころと現在の働き方の違いについて書いていきたいと思います。 「教員」と「スクール経営者」との仕事内容の『違い』  スクールと言っても様々なジャンルがあります。そのジャンルやターゲットなどによって働き方が異なる場合もありますので、なるべくそれらのギャップがないように書いていきます。  一応筆者のジャンルとターゲットを説明しておきます。 スクールジャンル:英語(語学)スクール人数:マンツーマンターゲット:英検®︎で大学入試を有利に運びたい高校生、TOEIC®︎でキャリアアップをしたいビジネスマン時間:10時〜22時 共通の仕事内容(塾経営と学校教員)  学校では「生徒」と言いますが、塾やスクールでは「お客様」と言ったり「クライアント」などと呼んだりもします。し...
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