2021-10

スクール経営

学校「教員」が「転職」することを考えたら「塾経営」をおすすめする理由6選

時間外労働、モンスターペアレント、パワハラ、過剰な生徒指導など学校教員は様々な問題に直面しながら働いています。中には心を病んでしまって休職、最悪退職し、しばらくの間働けなくなってしまう人も少なくありません。  筆者は教員として10年働いてきましたが、学校という社会の中には、現代では考えられないような風習があり、返って教育のマイナスになっている部分も多々目の当たりにしてきました。  本来学校というのは、社会性を学び、他人を尊重し、勉学に励む場所です。しかし、多くの学校ではそれが上手く運営できていないのが現状です。そして、志を持って教員になった方々が日々そのギャップに悩み、ドロップアウトしてしまうこともあります。  ただ、その中には教えることにとても長けている方々も大勢いることを知っています。もし、「教える」という環境が違ければ、その才能を発揮できる人は多いのではないかと考えています。  そこで今回は、実際に教員を10年間勤め、独立してスクールを立ち上げた筆者が、教員から転職を考えている方に「塾を経営するメリット」をご紹介いたします。 「教員」が「転職」を考えたら「塾経営」をおすすめする理...
スクール経営

「学校の教員」と「個人スクールの経営者」とのスケジュールの『違い』

現在教師として学校で働いているが、いずれは独立し、自分のスクールを持ちたいと考えている方は多いのではないかと思います。 その中には、「時間を自由に使いたい」「ブラック企業体制の教員の働き方から自由になりたい」と考えている人も多いでしょう。 それでは、教員と独立した塾経営者とではどのように1日のスケジュールが異なるのでしょう? そこで今回は、学校教員として10年努め、独立してスクールを立ち上げた筆者が、教員をしていたころと現在の働き方の違いについて書いていきたいと思います。 「学校の教員」と「個人スクールの経営者」とのスケジュールの『違い』 教員だった頃の日々のスケジュール 運動(青)  毎朝30分の運動は欠かしませんでした。 睡眠(水色)  毎日必ず最低でも7時間は取るようにしていました。6時に起きていたので、逆算すると23時には就寝していました。 食事・準備(黄緑)   食事は大体30分程度です。朝と夜だけは準備も含んでいるので、昼食より長めになっています。 自主学習(赤)  自分の英語力を高めるための自己研鑽の時間は、朝に1時間、仕事が終わった後に2時間の計3時間は確保していました...
スクール経営

「学校の教員」と「個人スクールの経営者」との仕事内容の『違い』

現在教師として学校で働いているが、いずれは独立し、自分のスクールを持ちたいと考えている方は多いのではないかと思います。 しかし、転職はとても勇気がいることですし、ましてや独立となると、これまでと同じように誰かに教えてもらえるわけではありません。 そこで今回は、学校教員として10年努め、独立してスクールを立ち上げた筆者が、教員をしていたころと現在の働き方の違いについて書いていきたいと思います。 「教員」と「スクール経営者」との仕事内容の『違い』  スクールと言っても様々なジャンルがあります。そのジャンルやターゲットなどによって働き方が異なる場合もありますので、なるべくそれらのギャップがないように書いていきます。  一応筆者のジャンルとターゲットを説明しておきます。 スクールジャンル:英語(語学)スクール人数:マンツーマンターゲット:英検®︎で大学入試を有利に運びたい高校生、TOEIC®︎でキャリアアップをしたいビジネスマン時間:10時〜22時 共通の仕事内容(塾経営と学校教員)  学校では「生徒」と言いますが、塾やスクールでは「お客様」と言ったり「クライアント」などと呼んだりもします。し...
スクール経営

将来「スクール(学習塾)の経営」をしたい人が学校の教員になるメリット

「いつか自分のスクールをオープンし、自分がこれまでに学んだ知識で誰かの役に立ちたい」 と考えている学生もいると思います。筆者も現在経営しているスクールを立ち上げることは、学生からの夢でした。  しかし、ついこの間まで学生だった者がスクールをオープンしたとして、実力も実績もないのにお客様は来てくれるでしょうか?  自分のスクールをオープンし経営していくためにはまず①教える知識、②自分の実力、③実績、④経営知識などが必要になります。 「それは大学でも学ぶことができます」と言う人がいるかもしれません。 しかし、所詮学校での学びはあくまで理論であり、実際にそれが活かせない場面はどんな業界にもあります。  起業してしまえば助言してくれる人はいませんし、失敗すればその後の経営が悪化することさえあります。リスクを減らし、上手な経営をしていく上でも、まずは社員として下積みを積んでおくと良いでしょう。  もしあなたがスクールのジャンルの中でも「学習塾」を経営したいのであれば、学校の教員を修行の場として選ぶことをお勧めします。 スクール(塾)経営の前に学校教員を経験する 教員を数年経験するメリット  筆者...
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『教員』が『スクール起業』を考えたら最初にターゲットを決める

学校と塾では「勉強を教える」というメインの仕事は同じです。そのため、教員が塾で講師に転職したとしてもそれほどのギャップはないでしょう。 しかし、それ以外の細かな部分で仕事の違いがあります。   教師がスクールを起業しようとすると、どうしても学校では経験できない業務があります。その一つが「集客」です。 教員は何もしなくとも、お客様である生徒は自然に来てくれます。そのため、教員が「集客」を意識することはほとんどありません。学校でも広報課がありますが、基本的に中学校やイベントに参加するだけで、「集客方法」を考えることはありません。  そして集客をするには、まずターゲットを決めなければなりません。「どんな年齢でも、どんな目的でも入れる個人塾」では、包括的に生徒を募集している大手塾にお客様を取られてしまいます。 さらに、お客様自身が「自分のニーズを満たしてくれるぴったりの塾」を求めていますので、「なんでもできる塾」では印象が弱くなってしまいます。  今回は、計10年間教師として教壇に立っていた私が「語学スクールBRIDGEST【ブリジェスト】」を立ち上げるために、最初に行った「ターゲットの決め方...