起業

スクール経営

『教員』が『スクール起業』を考えたら最初にターゲットを決める

学校と塾では「勉強を教える」というメインの仕事は同じです。そのため、教員が塾で講師に転職したとしてもそれほどのギャップはないでしょう。 しかし、それ以外の細かな部分で仕事の違いがあります。   教師がスクールを起業しようとすると、どうしても学校では経験できない業務があります。その一つが「集客」です。 教員は何もしなくとも、お客様である生徒は自然に来てくれます。そのため、教員が「集客」を意識することはほとんどありません。学校でも広報課がありますが、基本的に中学校やイベントに参加するだけで、「集客方法」を考えることはありません。  そして集客をするには、まずターゲットを決めなければなりません。「どんな年齢でも、どんな目的でも入れる個人塾」では、包括的に生徒を募集している大手塾にお客様を取られてしまいます。 さらに、お客様自身が「自分のニーズを満たしてくれるぴったりの塾」を求めていますので、「なんでもできる塾」では印象が弱くなってしまいます。  今回は、計10年間教師として教壇に立っていた私が「語学スクールBRIDGEST【ブリジェスト】」を立ち上げるために、最初に行った「ターゲットの決め方...