“wish”と”hope”「願う」の使い方と意味はどのように違うのか?

“wish”と”hope”「願う」の使い方と意味はどのように違うのか?

wishとhopeの意味の違い

 主に「wish」は起こる可能性の低いことに対して使うため、後には仮定法が来ることが多くなります。「hope」は起こる可能性の高いことに対して使うため、後にはhopeと同時制、未来形、to不定詞などがきます。それでは次にwishとhopeの使い方を見ていきましょう。

wishの主な使い方

I wish I knew her phone number.

「彼女の携帯番号を知っていたらなぁ」

wishの後に仮定法過去(現在の仮定)を置いて、「(現在)彼女の携帯番号を知っていたらなぁ」となります。

I wish I had studied English more.

「もっと勉強していたらなぁ」

wishの後に仮定法過去完了(過去の仮定)を置いて、「(過去に)もっと勉強していたらなぁ」となります。

I wish you good luck.

「あなたの幸運を願っています」

SVOCの使い方で、何かの幸運や幸せを「願う」という使い方もあります。

hopeの主な使い方

I hope to see you soon.

「すぐに会えることを願っています」

目的語にto不定詞を置くパターンです。

I hope (that) you are good at English.

「あなたは英語が得意であると願っています」

hopeの後に従属接続詞のthatを置いて、that節を現在形にするパターンです。現在形ではありますが、未来の意味も含んでいます。

I hope it will be fine tomorrow.

「明日晴れることを願っています」

hopeの後に従属接続詞のthatを置いて、that節を未来形にするパターンです。未来形にした場合、現在形の場合よりもやや先の未来を表します。

まとめ

  • wish + 相手の幸せ、幸運
  • wish + 仮定法
  • hope + to不定詞
  • hope + that節(現在形、未来形)

英検でも2級までのライティングでは使用する可能性のある単語ですので、基本的な使い方をマスターしておきましょう。

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