2025年に行われる上智大学一般選抜入学試験での英検®スコアの換算表になります。
上智大学の一般選抜では「学部学科試験」「共通テスト併用方式」「共通テスト利用方式」で英検®を利用することができます。それぞれの入試によって英検®の使用方法が異なります。今回はそれぞれの入試でどのような使い方があるのか紹介いたします。
『共通テスト利用方式』での英検®利用(みなし点)
上智大学の『共通テスト利用方式』では英検®をみなし点として使用します。つまり、英検®CSEスコアに応じて保証点が設けられています。
ただ、共通テストでこの保証点を上回ることができれば、共通テストのスコアが採用されます。
『学部学科試験・共通テスト併用方式』での英検®利用(加点)
上智大学の『学部学科試験』と『共通テスト併用方式』ではどちらも同じく英検®CSEスコアに応じた加算点を設けています。
ただ、加算された後の点が200点を超えることはありません。
つまり
試験での点:160点
英検®CSEスコアが2300:20点加算
の場合、合計点は180点となります。
一方で
試験での点:190点
英検®CSEスコアが2300:20点加算
の場合、合計点は210点となりますが、上限が200点のため、200点として換算されます。
※『上智大学一般選抜入学試験要項』より参照
英検®CSEスコアは2300点で合格率が大幅UP⤴️
『共通テスト利用方式』では180点が保証され、『学部学科試験』と『共通テスト併用方式』では20点が加算されます。英検®CSEスコアが2300点と言えば、準1級の合格点に近くなります。
筆者の感覚ですが、例え準1級に合格している受験者でも、共通テストで180点を取るのは簡単ではありません。それが必ず90%を保証してもらえるのですから、これほど安心できることはありません。
上智大学の共通利用の合格ボーダーは88%ほどです。つまり、英検®CSEスコアで2300点を取っておけば、英語だけは合格レベルを保証されているわけなので安心して共通テストへ挑めます。
『学部学科試験』と『共通テスト併用方式』でも200点の上限があるとはいえ、20点の加点はとても影響が大きいと言えます。
2600点を取れればもちろん良いですが、2600点と言えば1級レベルです。流石に2300とのレベル差は段違いとなるため、200点扱いでも少ないくらいです。合格率を上げることだけ考えるのであれば、2300点を取れた時点で、英語以外の教科に時間を注いだほうが良いでしょう。