2025年に行われる明治大学一般選抜入学試験での英検®利用方法の紹介になります。
明治大学の一般選抜では「学部別入学試験」「全学部統一入学試験」「大学入学共通テスト利用入学試験」があります。そのうち「学部別入学試験」「全学部統一入学試験」の2つの方式で英検®を利用することができます。それぞれの入試によって英検®の利用方法は異なります。今回はそれぞれの入試でどのような使い方があるのか紹介いたします。
※今回のデータは「明治大学の入学試験制度」を参考にしています
【この記事の監修者:ブリジェスト代表直樹代表】
今回も、大学側が発表しているデータ以外に、2024年度入試をから計算した『独自の換算スコア予想』も合わせて紹介して行きたいと思います。
👇あと少し!英検®で他の受験生に差をつける👇LINE登録で英検過去問講座をプレゼント🎁
全学部統一入学試験
英検®を利用できる学部とその利用方法
全学部統一入学試験で英検®を利用できる学部は「国際日本学部」「経営学部」「農学部」「総合数理学部」の4学部です。他の学部で英検®を利用することはできません。
英検®の換算点
それでは次に英検®の成績と当日点の換算表を見ていきましょう。
明治大学の全学部統一入学試験では、3種類の換算点があります。これは目安ではなく、基準をクリアしていれば誰も同じ点になります。
例えば
・受験生A(SCEスコアが2089)
・受験生B(SCEスコアが2150)
だったとしましょう。その場合(学部により点数は変わりますが)どちらも90%の換算点になります。
合格レベルは?
換算点をみると、80%と90%の間にそこまで差は見られませんが、90%と100%の間には大きな差があります。明治大学レベルを受験する生徒ならほぼ90%は確実でしょう。2級(CSE2088)では全く差は生まれないため、英語で優位になりたいなら英検®準1級に合格しなければそれはかないません。
全学部統一入学試験での4技能試験利用では英語の試験が英検®と置き換わるので、1時間目にある「英語」の試験は免除となります。
英検®を利用できる学部とその利用方法
学部別入学試験
学部別入学試験で英検®を利用できる学部は「国際日本学部」「経営学部」「商学部」の3学部です。他の学部で英検®を利用することはできません。
英検®の換算点
商学部では英検®2級に合格すれば4技能試験利用方式を使用することができます。この試験では当日にも「英語」の試験があることを覚えておきましょう。試験内容に関しては明治大学のHPをご覧ください。
経営学部では英検®のCSEスコアによって加点が変わります。CSE2200までは加点がありませんので旨みはありませんが、CSE2467を取っていれば20点の加点があるのでかなり有利になるでしょう。
国際日本学部では英検®準1級に合格していれば誰もが平等に扱われます。「英語」の試験はなく、当日は2教科で勝負をします。英検®準1級に合格するのは大変なため、この試験は倍率がとても低くなります。国際日本学部を志望する場合は挑戦しておくと良いでしょう。
大学入学共通テスト利用入学試験
残念ながら大学入学共通テスト利用入学試験で英検®を利用することはできません。
明治大学を志望する場合、英語で周りと差が出てくるのは英検®準1級以上、CSEスコアでは2300以上でしょう。それ以下の場合は英語で差は出ないため、他の教科での勝負になります。十分に自分の実力を見定めた上で受験しましょう。
これは絶対知っとけ
他学部・英検®を利用しない方式を併願することもできます。その場合は1時間目の「英語」は必ず受験しましょう。
同じ学部を希望していたとしても、「全学部統一入学試験」と「全学部統一入学試験4技能試験利用」ではそれぞれで合格人数が決まっています。つまり、合格はそれぞれで判断されるため、「全学部統一入学試験」では不合格でも「全学部統一入学試験4技能試験利用」では合格なんてこともあり得ます。