英検ライティングで使用する『a(an)』の使い方5選
andで結ばれる場合、冠詞の有無で意味が変わる
- I met an actor and a singer.
「私は俳優と歌手に会った。」(別々の人物)
- I met an actor and singer.
「私は俳優であり歌手である人に会った。」 (1人の人物)
2つで1つのセットと認識されるものは、最初の1つのみに冠詞を置きます。
- a knife and fork (ナイフとフォーク)
- a suit and tie (スーツとネクタイ)
初めて出てくる名詞に付ける
a(an)は話の中で初めて出てくる名詞にも付けます。
- I bought a new bag yesterday.
「私は昨日新しいカバンを買った。」
a new bagは特定のカバンですが、単に「カバンを買った」という事実を伝えています。
初めて登場する名詞は新しい情報のため、a(an)を付けますが、2回目以降は認識されているため、theを付けます。
「~につき」を表す
a(an)は「~につき」という意味も表します。「(1つの)単位ごとに」というニュアンスであり、per(~につき)と同じ意味で用いられますが、perは主にかしこまった場合に用いられます。
- once a month (月に1回)
- three times a day (1日に3回)
- 80 kilometers an hour (時速80キロメートル)
ある不特定の数量・程度などを表す
- for a while (しばらくの間)
- to a degree (ある程度)
「同じ(the same)」の意味を表す
- Birds of a feather flock together. (類は友を呼ぶ。)
まとめ
- 等位接続詞で結ばれる場合、冠詞の有無で意味が変わる
- 2つで1つのセットと認識されるものは、冠詞は最初の1つのみ
- 初めて出てくる語に付く
- 「~につき」を表す
- ある不特定の数量・程度などを表す
- 「同じ(the same)」の意味を表す
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