英検ライティングでアイディアを素早く出す方法
皆さんは英検でライティングを書いている時に
「文内容のアイディアが思いつかない」
と悩んだことはないでしょうか?
あの少ない制限時間の中で素早く、そして的確な理由や例文を思いつくのは容易なことではありません。
そして文のアイディアが思いつかなければ、ライティングに費やす時間がかかり、リーディングの時間が削られることになります。
基本的にこの記事を読んで下さっている方の多くは、目標級に「とりあえず合格したい」というのが本音でしょう。
そのようなレベルの学習者が、「ライティングに時間をかけてしまっても大丈夫」なはずはありません。
「なるべくならライティングをさっさと書いて、リーディングに時間を割き、あわよくばリスニングの選択肢にも目を通したい」というのが本音です。
私も英検1級に初めて合格した時は同じようなことを考えていました。
皆通る道です。
それでは今回は、ライティングの時間を短縮するために、ブリジェストで教えている文のアイディアを出すためのテクニックを紹介いたします。
英検ライティングを書く大まかなプロセス
- 文のアイディアを出す
- パラグラフの構成を考える
- 英文にする
この3つのプロセスはそれぞれテクニックが異なります。
2.で必要となる能力は「文と文の構成を考える論理的思考力」です。
3. で必要な能力は語彙、文法などの表現方法です。
この記事では1.を速くする方法にフォーカスします。他の2つに関しては他の記事を参照してください。
ライティング内容において、事実かどうかは問題ではない
英検ライティングでは自分の意見に対する理由を述べなければいけません。1級や準1級などの上位級ともなると、理由の客観性においては厳しく採点されます。
しかし、その内容が事実かどうかは全く関係のない話です。
例えば、英検3級のスピーキングでは
「あなたは英語を勉強することが好きですか」
のような質問がよくされます。
そしてこの質問に対して理由も添えなければなりませんが、
その理由が本当かどうかは面接官には判断できません。
これはライティングにも同じことが言えます。
例えば理由の中に正確ではない情報が入っていたとしましょう。
ライティングの添削をする人がいちいちその内容が本当であるか調べるでしょうか?
期限までに何千枚ものライティング原稿を添削しなければならない採点者にその余裕はありません。
ゆえに、理由や例が事実ではないことでも、理由として成り立っていれば減点されることはないんです。
では実際にはどうなのでしょう?
結論から言いますと、
つまり
英検のライティングでアイディアに困ったら、話を作ってしまえば良いのです。
自分の都合で文を作っても良いとなればかなり楽になりますよね。
ライティングの話題作りに困ったときは、思い切って話を作ってしまいましょう。
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