2025年に行われる日本大学一般選抜入学試験での英検®利用方法の紹介になります。
日本大学の一般選抜では『A個別方式』『N全学統一方式』『C共通テスト利用方式』『CA共通テスト併用方式』があります。そのうち『A個別方式』で英検®を利用することができます。
さらに『A個別方式』で英検®を利用できるのは、『文理学部』『経済学部』『商学部』『国際関係学部』になります。
※今回のデータは「日本大学の2025年一般選抜募集要項」を参考にしています。
【この記事の監修者:ブリジェスト代表直樹代表】
今回も、大学側が発表しているデータ以外に、2024年度入試をから計算した『独自の換算スコア予想』も合わせて紹介して行きたいと思います。
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A個別方式での英検®利用方法
日本大学の一般選抜では『A個別方式』でのみ英検®を利用することができます。さらに使用できるのが『文理学部』『経済学部』『商学部』『国際関係学部』のみです。
利用方法としては、同大学が基準とする英検®CSEスコアに対する換算点が設けられています。この換算点は『保証点』として扱われますので、当日の試験を受けることもできます。当日の英語の点数が『保証点』を上回った場合は当日の英語の点が『英語』の成績として扱われます。
A個別方式での3教科の配点
英検®を利用できる学部の受験科目数は英語を含め3教科になります。商学部の第1期の英語の配点のみ150点になっていますが、基本的には英語の配点は100点で、3科の合計も300点です。
A個別方式での英検®CSEスコアの換算点
各学部の換算点になります。上記でも説明しましたが、下記の換算点は『保証点』として扱われますので、当日の試験を受けることもできます。当日の英語の点数が下記の『保証点』を上回った場合は当日の英語の点が『英語』の成績として扱われます。
英語の試験を受けないという選択もありますが、換算点が満点のCSEスコアでもなければ、当日の試験の点が保証点を上回る可能性もありますので、受験しておくと合格の可能性を上げることができるでしょう。
これを知らないと英検®が使えない
実は英検®を使用しようとして、成績を提出しても使えない場合もあります。そうならないように次のことに注意しておきましょう。
◼️英検®2級以上で受験をする
実は英検準2級、英検準2級プラスでの受験で取得したスコアでは英検®を利用することができません。合否は問われないため、必ず英検®2級以上で受験をしておきましょう。
『換算点』と『当日の英語科目』との難易度の差
これは筆者独自の感覚になりますが、日本大学の英語の問題は共通試験より圧倒的に簡単と言えます。では英検®2級のリーディングと比べると、日本大学の問題の方がやや難しいです。ただ、英検®はリーディングだけではありません。なので、総合的な難易度は英検®2級と同じレベルです。
ではほとんどの学部で90点に換算されているSCE2150と比べてみましょう。
CSE2150と言えば英検2級で80%の得点率で取得できるスコアです。英検2級で80%取れれば、日本大学では90点もらえるわけですから、英検を使用した方が圧倒的に有利だと言えます。
ではほとんどの学部で80点に換算されているCSE1980と比べてみましょう。
CSE1980と言えば英検2級で60%の得点率で取得できるスコアです。英検2級で60%取れれば、日本大学では80点もらえるわけですから、こちらもコスパは英検に軍配が上がりますね。
みんな利用するからCSE2304ないと有利ではない
上記の理由から、多くの受験者が英検を利用してきます。受験者のレベルを考えるとCSE2150程度では有利にはならないでしょう。しかし日本大学レベルであれば、CSE2304以上取得している受験生は少ないので、CSE2304以上の成績があれば有利になると言えるでしょう。