2025年に行われる東洋大学一般選抜入試での英検®スコアの換算表になります。
東洋大学の一般選抜には共通テスト利用、一般入試・多面的評価入試・実技入試があります。それぞれの入試によって英検®スコア換算表は異なります。今回はそれぞれの入試でどのような換算点があるのかを紹介いたします。
【この記事の監修者:ブリジェスト代表直樹代表】
今回も、大学側が発表しているデータ以外に、2024年度入試をから計算した『独自の換算スコア予想』も合わせて紹介して行きたいと思います。
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東洋大学英検®CSEスコア(1点刻み)換算表(共通テスト利用入試)
共通テスト利用の英検®CSEスコアの換算表は2021年から変化はありません。東洋大学のHPでは200点、180点、160点の換算しか書いていませんが、1点刻みになると下記のような換算表になります。これは当社が独自に計算した換算表です。計算方法は後に紹介いたします。
東洋大学英検®CSEスコア(1点刻み)換算表(一般入試)
次は一般入試での換算点になります。東洋大学のHPでは100点、90点、80点の換算しか書いていませんが、1点刻みになると下記のような換算表になります。こちらも当社が独自に計算いたしました。計算方法は後に紹介いたします。
東洋大学英検®CSEスコア(オリジナル)換算表(共通テスト利用入試)
こちらは東洋大学が実際にHPで紹介している英検®CSEスコアとの換算表です。このCSEスコアを取得していれば、換算点が保証されるというものになります。
ただ、東洋大学のHPでは
「英語外部試験のスコアを下記の基準に従い、本学英語試験の得点として換算します。」
と記載されているだけで、基準点が3種類しかないのか、それとも上記で紹介したような1点刻みの換算点になるかは企業秘密とされています。
これは筆者の予想ですが、3種類しか基準がない場合、ほとんどの受験が同じような点数になってしまい優劣がつけづらくなりますので、下記の換算点だけというのは考えにくいと思います。おそらくは1点刻みの換算点が有力なのではないでしょうか。
東洋大学英検®CSEスコア(オリジナル)換算表(一般入試)
次は一般入試における東洋大学が実際にHPで掲載している換算表になります。このCSEスコアを取得していれば、換算点が保証されるというものになります。
一般入試においても
「英語外部試験のスコアを下記の基準に従い、本学英語試験の得点として換算します。」
と記載されているだけで、基準点が3種類しかないのか、それとも上記で紹介したような1点刻みの換算点になるかは企業秘密とされています。
しかし、共通テスト利用同様、1点刻みの換算点が有力なのではないでしょうか。
換算点(1点刻み)計算方法
共通テスト利用の場合
200点換算と180点換算の20点の差には、英検®CSEスコアが154点差があります。そのため、
154➗20=7.7
という式が成り立ちます。
そして、この7.7を満点のCSE2304から引いていけば、180点換算のCSE2150になります。
次は180点換算と160点換算の20点の差には、英検®CSEスコアが170点差があります。そのため、
170➗20=8.5
という式が成り立ちます。
そして、この8.5を180点換算のCSE2150から引いていけば、160点換算のCSE1980になります。
一般入試の場合
100点換算と90点換算の10点の差には、英検®CSEスコアが154点差があります。そのため、
154➗10=15.4
という式が成り立ちます。
そして、この15.4を満点のCSE2304から引いていけば、90点換算のCSE2150になります。
次は90点換算と80点換算の10点の差には、英検®CSEスコアが170点差があります。そのため、
170➗10=17
という式が成り立ちます。
そして、この17を90点換算のCSE2150から引いていけば、80点換算のCSE1980になります。
共通テスト入試で英検®を利用すべきか?
英検®を取得しているなら必ず利用してください。提出すれば換算点が保証されます。
さらに180点換算がCSE2150です。これは英検®2級で80%の得点率で取得することができます。
共通テストで180(90%)の得点が、英検®2級の80%で保証してもらえるんです。こんなに美味しい話はありません。
当たり前ですが、共通テストで90%取るのは本当に難しいです。しかし、英検®2級で80%ならずっとハードルは下がります。おそらく難易度で言うと、共通テストで75%くらいの実力の方が英検®2級で80%取るイメージです。私が経営する語学スクールでも大体そのくらいの成績になっています。
英語が苦手な人こそ、英検®2級でCSE2150を取って合格を勝ち取りたいですね。
CSE2150では差がつかない?
ただ、2級でCSE2150を取ると90%を保証してくれますが、東洋大学の一般入試に合格する者にとって、CSE2150はそこまで難しいレベルではありません。合格レベルの受験者のほとんどが取得していると考えています。そのため、この点では英語においてあまり差がつきにくくなるでしょう。
そうなれば、他の教科の勝負になります。CSE2150より上の点が難しいのであれば、早めに他の教科に時間をそそいただ方が合格率を高めることにつながるでしょう。
差がつくとしたら、東洋大学のレベルを考えると、CSE2250からは人数がグッと減ります。ただ、CSE2304で満点扱いとなるため、英語が得意な方はあまり得をしない換算表になっています。もし英語で差をつけたいなら、CSE2250以上を目指しましょう。